越前打刃物屋の仕事　パート１３５　高枝引き鋸編　　その３

この鋸切の特徴的である形の

三日月型の内側には、刃が付いています。

 

この刃の形は、茨目と言い

三角形の上の二辺に角度がついており

金属用のヤスリで数回づつ削っていきます。

 

裏刃、表刃ひっくりさえして裏刃、表刃と

刃先が尖がるよう、刃の状態を見て

刃の大きさが同じようになるよう

同一回数削っていきます。

 

この刃を立てる、目を削る事を目立と言います。

 

手順としてアサリをあけ、目立をし

最後に歪を取り終了です。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　〖　目立をした刃部　〗

　　　　　　　　　　　　　　　〖　AFTER　/　アフター　〗

 

 

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