越前打刃物店主サンドームへ行く(3) 後編
2017/09/28
越前打刃物店主サンドームへ行く(3) 後編
十数年、毎年欠かさず
見に来ていますが、
最大の目的は越前打刃物を
扱う企業やメーカーさんが、
今年はどんな物を生み出したか、
伝統工芸をどのように守っていって
いるのか等、越前打刃物の技術や
魅力を勉強しにきています。
今回、目に留まったのは
新製品ではないのですが、
iizaブランドの和包丁で
白木の木柄が非常に美しく、
ブレードにはクラッドメタルを
使っているものす。
この素材は異なる金属を重ね
鍛える事で持続する切れ味、
折れず曲がりづらい、錆びに強い
といった特徴の他にも、
切刃の部分には幾重にも重なった
積層模様、これが他にはない
美しさを際立たせる仕上がりに
なっていたのが、
今も目に焼き付いて離れない程の
衝撃でした。
《今回紹介されていた越前打刃物》