包丁の種類　和包丁編　薄刃包丁のなかま（４）面取り包丁

『包丁の種類には和包丁、洋包丁、中華庖丁、家庭用料理包丁、それら以外の特殊庖丁、

鋼材や構造、サイズ等細かく言えば数多く存在します。

聞きなれた馴染のある包丁から、知らなかったけどこの料理にはこの包丁が使われていたんだとか、

何か聞き覚えのあるような？　初めて耳にしたと、いったような物まで知っていただき、

沢山の知識を得る事で包丁選びの選択肢の幅を広げ、自分に合った包丁を探して頂けるよう

ご紹介していきたいと思います。』

 

薄刃包丁の仲間として面取り包丁と言うものが有ります。

 

関西型の和包丁で鎌形薄刃包丁を小型化したような包丁です。

 

峰の厚みが、薄く造られた片刃の包丁です。

 

野菜の皮むきやきざみ、大根やかぼちゃ、かぶ等

煮くずれしやすい野菜の角を薄くそぎ、角を取って

煮くずれしない様、面取りをするのに適した和包丁です。

 

刃渡りは、三寸（約９ｃｍ）～五寸（約１５ｃｍ）まで

五分（約１．５ｃｍ）きざみの、サイズが揃っています。