越前打刃物屋の仕事 パート19 鎚打包丁編

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刃物屋小話

越前打刃物屋の仕事 パート19 鎚打包丁編

2015/09/26

越前打刃物屋の仕事 パート19 鎚打包丁編

『ホームページ上では刃物の研ぎは扱っておりませんが、店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、最高の切れ味になるよう時間をかけて再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合もありますので、時間に余裕のある時をみはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

2015912104313.JPGこの包丁は刃を下に向けた時、上半分中央から峰にかけて凸凹になっている2015912104635.JPG

のが特徴です。

これは、鎚目をわざと付け個性を持たせた仕上げになっています。

どれ一つとして、同じ物はありません。

 

 

 

2015912105048.JPGそれに、この凸凹の部分に切った食材が触れると、一般的な包丁と比べて2015912105445.JPGのサムネイル画像

食材がくっつき難いという特徴をもっています。

反対に手入れをおこたると、その凸凹の部分に汚れがこびり付いてしまい

見た目に宜しくない物になってしまいます。    

 

 

 

201591211411.JPG当店へ持ってこられる包丁は、どんなに汚れていても構いません。201591211736.JPG

思う存分汚して持ってきてください。

新品の様に綺麗にして、お返しします。

(BEFORE ビフォー)                              (AFTER アフター)