越前打刃物屋の仕事 パート19 鎚打包丁編
2015/09/26
越前打刃物屋の仕事 パート19 鎚打包丁編
『ホームページ上では刃物の研ぎは扱っておりませんが、店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、
刃物研ぎをさせていただいております。
一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、最高の切れ味になるよう時間をかけて再生をめざしております。
お急ぎの方には、ご要望にそえない場合もありますので、時間に余裕のある時をみはからってご持参ください。
お待ちしております。』
この包丁は刃を下に向けた時、上半分中央から峰にかけて凸凹になっている
のが特徴です。
これは、鎚目をわざと付け個性を持たせた仕上げになっています。
どれ一つとして、同じ物はありません。
それに、この凸凹の部分に切った食材が触れると、一般的な包丁と比べて
食材がくっつき難いという特徴をもっています。
反対に手入れをおこたると、その凸凹の部分に汚れがこびり付いてしまい
見た目に宜しくない物になってしまいます。
当店へ持ってこられる包丁は、どんなに汚れていても構いません。
思う存分汚して持ってきてください。
新品の様に綺麗にして、お返しします。
(BEFORE ビフォー) (AFTER アフター)