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刃物屋小話

越前打刃物屋店主の入院日記 1日目 PM3:00

2014/10/10

越前打刃物屋店主の入院日記 1日目 PM3:00

『急きょB病院に入院する事になり、

自分自身何もかも初めての経験で戸惑う事ばかりでしたが、

励ましや優しい言葉をかけて下さった先生や看護師、

スタッフ、沢山の人にささえられ、ようやく退院する事が出来ました。

 

しかしながら、退院を急がせてしまった為ほんの一部の人にしか、

ご挨拶が出来ませんでした。

 

出来ればお世話になった全ての方に、ありがとうの一言でも言えてたらと

悔いが残って仕方ありません。

 

これは、感謝の気持ちが少しでもとどいてくれる事を願い、

書かずにはいられなかった自分勝手なブログです。』

 

午後3時ごろ、検査の時間がまわってきたので

看護師さんにおされ、車イスで移動。

 

CT検査室では、寝台に仰向けになり

まな板の鯉状態でした。

 

技師の言われるまま造影剤投入、上半身がもの凄く

熱くなったのが、印象に今も残っています。

 

「ハイ、大きく息を吸って。ハイ、止めて。」

数秒後「ハイ、はいて。深呼吸してください。」と、

その間、寝台がトンネルの奥へと身体を運んで行った。

 

凄い圧迫感、閉所恐怖症ではないが、

少しこわく感じてしまうのは自分だけだろうか。

 

次にレントゲン室に移動、レントゲンを撮ると

外来用のベッドへと戻ってきた。

 

検査結果が出るまで、横になっていてくださいと、

点滴の落ちるのを眺めながら、静かに待っていました。