包丁と砥石の通販店での出来事 ナンバー63 包丁の研ぎについて詳しく教えて
2023/06/02
包丁と砥石の通販 実店舗でのお話 NO,63
包丁の研ぎについて詳しく教えて その34
尚、会話形式故に簡略の為、お客様を『 き 』店のスタッフを
『 み 』と表します。
前回からのつづき
『み』 表が研げたら次は裏になります。
裏側は裏スキにより全体がえぐれて凹んでいるので
ベタっと砥石にそのまま置いた状態で角度を付ける
必要がありません。
その為、裏刃とは違い安定した研ぎが出来ると思います。
この裏押しで一つ付け加えると切っ先の方を少し多めに
研ぐ事をお勧めします。
『き』 何でですか。
『み』 単純に刃こぼれしにくくする為です。
『き』 そうなんですか。それからさっきの表側の小刃の研ぎ
なんですが、刃先から切っ先にかけて緩やかに
包丁を寝かせ角度を滑らかにつけると言っていましたが
自分が出来る様な想像がつかないのですが絶対なんですか。
『み』 勿論、絶対じゃありません。理想を言ったまでで
研ぎに慣れていない場合は同じ角度でもかまいませんよ。
『き』 そうですか、安心しました。
つづく
〖 片刃包丁の一例 〗
片刃包丁のページは コチラ ↓
https://ikeda-hamono.com/product/category/%E5%92%8C%E5%8C%85%E4%B8%81/
包丁と砥石の通販 本物の包丁に出会えるお店は
福井県大野市にある 池田刃物店