包丁と砥石の通販店での出来事 ナンバー60 包丁の研ぎについて詳しく教えて
2023/05/05
包丁と砥石の通販 実店舗でのお話 NO,60
包丁の研ぎについて詳しく教えて その31
尚、会話形式故に簡略の為、お客様を『 き 』店のスタッフを
『 み 』と表します。
前回からのつづき
『き』 わかりました。では同じ魚を切ると言う事で
出刃包丁も一緒なんですか。
『み』 そうですね、大まかにいえば片刃なんで似ていますが、
使う用途がそれぞれ違いますのでそれに適して角度や
研ぎになりますので多少違ってきます。
出刃包丁の場合は魚を切っ先の方で三枚におろしたり
刃元の方で骨を叩き切ったりするので、
それに合った研ぎ方にします。
『き』 という事は、切っ先と刃元の角度が違うという事ですか。
『み』 そうなんです。刃元から切っ先に行くにつれ
薄くなっているんです。
『き』 ほう。
『み』 これ見てください。切り刃の刃元はこんな幅ですが
切っ先の方はこんなに幅が広くなっているでしょ。
『き』 はい。
『み』 この幅が、狭い広いで刃先の厚みが変わってくるんです。
『き』 なるほど。
つづく
〖 片刃包丁の一例 〗
片刃包丁のページは コチラ ↓
https://ikeda-hamono.com/product/category/%E5%92%8C%E5%8C%85%E4%B8%81/
貴方は本物の越前打刃物を使わずに損をしている
本物の包丁に出会えるお店 池田刃物店