包丁と砥石の通販店での出来事 ナンバー56 包丁の研ぎについて詳しく教えて

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刃物屋小話

包丁と砥石の通販店での出来事 ナンバー56 包丁の研ぎについて詳しく教えて

2023/03/17

包丁と砥石の通販 実店舗でのお話 NO,56

包丁の研ぎについて詳しく教えて その27

尚、会話形式故に簡略の為、お客様を『 き 』店のスタッフを

『 み 』と表します。

 

前回からのつづき

『み』 次に裏スキなんですが、包丁の裏側が凹んで

    えぐれているのが分かりますよね。

    

    この様を裏スキと言います。

    この裏スキがある事により研ぐ面積が少なくてすみます。

    

    周り1mm位の幅で光って見えます。

 

    この部分を研ぐにあたり、砥石に包丁を置き

    角度を付けるために刃を浮かせる必要もなく

    

    そのままの状態で研ぎますので

    手振れもなく安定した研ぎが出来ます。

『き』 砥石に包丁を置いた状態で、前後に

    動かせば良いという事ですか。

 

『み』 簡単に言うとそう言う事になります。

『き』 そうなんですか。

 

『み』 それで表側はテーパーによるひねりがあって

    裏側は裏スキになっているというのが

    片刃包丁の大まかな構造になります。

 

    その二点なんですが両刃包丁とは研ぎ方が

    全然違うのが想像できます。

『き』 そうですね。

 

『み』 つぎに・・・

 

 

つづく

 

                 〖 片刃包丁の一例 〗

 

片刃包丁のページは コチラ ↓

https://ikeda-hamono.com/product/detail/24306/

 

 

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