包丁の種類 和包丁編 刺身包丁のなかま(4)ふぐ引包丁
2015/10/29
包丁の種類 和包丁編 刺身包丁のなかま(4)ふぐ引包丁
『包丁の種類には和包丁、洋包丁、中華庖丁、家庭用料理包丁、それら以外の特殊庖丁、
鋼材や構造、サイズ等細かく言えば数多く存在します。
聞きなれた馴染のある包丁から、知らなかったけどこの料理にはこの包丁が使われていたんだとか、
何か聞き覚えのあるような? 初めて耳にしたと、いったような物まで知っていただき、
沢山の知識を得る事で包丁選びの選択肢の幅を広げ、自分に合った包丁を探して頂けるよう
ご紹介していきたいと思います。』
刺身包丁の仲間としてふぐ引包丁と言うものが有ります。
ふぐの上身を切り分けたり、刺身にする専用の和包丁です。
ふぐは薄く切るため、柳刃包丁よりも峰の厚みがさらに薄く
出来ており身幅も狭い。
刃道は柳刃よりも直線的に作られていて、特に薄く鋭利に
作られた包丁です。
てっぽう(関西方面ではフグの通称。「当たれば死ぬ」ことから)用
と言う意味で、てっさ包丁とも呼ばれています。