包丁の種類 和包丁編 刺身包丁のなかま(1)柳刃包丁
2015/10/11
包丁の種類 和包丁編 刺身包丁のなかま(1)柳刃包丁
『包丁の種類には和包丁、洋包丁、中華庖丁、家庭用料理包丁、それら以外の特殊庖丁、
鋼材や構造、サイズ等細かく言えば数多く存在します。
聞きなれた馴染のある包丁から、知らなかったけどこの料理にはこの包丁が使われていたんだとか、
何か聞き覚えのあるような? 初めて耳にしたと、いったような物まで知っていただき、
沢山の知識を得る事で包丁選びの選択肢の幅を広げ、自分に合った包丁を探して頂けるよう
ご紹介していきたいと思います。』
刺身包丁の仲間として柳刃包丁と言うものが有ります。
関西型の刺身包丁で片刃の包丁です。
菖蒲の葉に似ている為、正夫(しょうぶ)とも呼ばれていますし、
先が尖りその形状から柳刃と呼ばれています。
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刺身を切る時、刃を往復すると食材の切断面が傷み、
光沢がなくなったりする為、一方向に引き切る様
刃渡りが長いのが特徴の和包丁です。
刺身以外にも皮を引いたり、ごく細かな小骨のある魚や
細身の肴をおろす時、料理の切り分けにも使います。
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本職用は八寸(約24cm)~一尺二寸(約36cm)一寸(約3cm)刻み
程の刃渡りの物を揃えて、魚の大きさによって使い分けられています。
一般家庭用としては、七寸(約21cm)~八寸(約24cm)ぐらいの
刃渡りの包丁が、扱いやすいのでお勧めします。
(表側)
≪柳刃包丁≫
(裏側)