包丁の種類 和包丁編 刺身包丁の用途と特徴
2015/10/08
包丁の種類 和包丁編 刺身包丁の用途と特徴
『包丁の種類には和包丁、洋包丁、中華庖丁、家庭用料理包丁、それら以外の特殊庖丁、
鋼材や構造、サイズ等細かく言えば数多く存在します。
聞きなれた馴染のある包丁から、知らなかったけどこの料理にはこの包丁が使われていたんだとか、
何か聞き覚えのあるような? 初めて耳にしたと、いったような物まで知っていただき、
沢山の知識を得る事で包丁選びの選択肢の幅を広げ、自分に合った包丁を探して頂けるよう
ご紹介していきたいと思います。』
刺身包丁、これは魚の繊維を押しつぶすことなく
刃元から切っ先まで一気に引き切る、刃渡りが長い
和包丁です。
刺身は切っただけで料理になるので、つやのある切り口、
きりっとした刺身の角を作るため、刃先は薄く、幅も狭く、
峰も薄く作られた片刃の包丁です。
現在では全国的に柳刃包丁を、刺身用の包丁として
使われるようになりましたが、もともとは関西方面で
刺身用の包丁として使われていました。
関東では、たこ引包丁と呼ばれる包丁を刺身用の包丁として
使われていましたが、尖がった先端で細工切りがしやすい等の
理由で、柳刃包丁を使用する職人が全国的に主流になっています。
http://www.ikeda-hamono.com/shop/products/list.php?category_id=24
たこ引包丁
柳刃包丁