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刃物屋小話

包丁の各部名称と働き(和包丁編)Part2

2014/04/16

包丁の各部名称と働き(和包丁編)Part2

2014412105337.gif和包丁の片刃の場合、切断する刃を下にした時

右側にくる面を表刃、左側にくる面を裏刃といいます。(左利き用は逆になります)

 

『表刃側』

⑥しのぎ筋  平と切刃の境目の角になる筋を指します。

⑦小刃     刃道にわずかについた段差を指します。永切れするように付けた刃です。

⑧あご     刃元部の柄側の刃の角の所を指します。

⑨マチ     柄元と中子の境となる段を指します。峯側を上マチ(棟マチ)刃側を下マチ(刃マチ)と

          呼びます。

⑩刃渡り   刃先の長さのことを指します。マチがついた包丁の場合は、マチから切っ先までの長さ

         をいう場合もあります。

                                        以下、Part3へと続きます。