包丁と砥石の通販店での出来事 ナンバー43 包丁の研ぎについて詳しく教えて
2022/10/14
包丁と砥石の通販 実店舗でのお話 NO,43
包丁の研ぎについて詳しく教えて その14
尚、会話形式故に簡略の為、お客様を『 き 』店のスタッフを
『 み 』と表します。
前回からのつづき
『み』 これも一例なんですが、肉のいらない部分を削り落とす
作業の時などは、合わせの包丁だと地金が柔らかく大きく
しなってしまうので、やはり硬いものを切る時は
全鋼の方が向いています。
また、和食屋さんは和包丁を使われる事が多いのですが、
錆びにくく使い勝手の良い洋包丁を使われる
お店も多くあります。
和包丁は基本片刃なので、片刃に慣れ親しんだ方は全鋼の
両刃の洋包丁をご自身で片刃に研ぎ直して使われる方も
いらっしゃいます。
『き』 へえー。
『み』 反対にこれらの事から、合わせの方が全鋼より柔らかいので
研ぎやすいと言う事になります。
こう言った所も包丁をご購入する時の目安にすれば
良いかなと思います。
『き』 なるほどね。
つづく