包丁と砥石の通販店での出来事 ナンバー31 包丁の研ぎについて詳しく教えて 

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刃物屋小話

包丁と砥石の通販店での出来事 ナンバー31 包丁の研ぎについて詳しく教えて 

2022/06/23

包丁と砥石の通販 実店舗でのお話 NO,31

包丁の研ぎについて詳しく教えて その2

尚、会話形式故に簡略の為、お客様を『 き 』店のスタッフを

『 み 』と表します。

 

前回からのつづき

『み』 はい。大丈夫ですよ。それじゃあ先ずは砥石の種類について

    説明させてもらいますね。

 

    近年良く使われる人造砥石には、番手と言って数字で

    その砥石の研磨材の粒度を表したものが表示されています。

 

    数字が大きければ大きい程細かく、数字が小さくなると

    荒いという事になります。

 

    #百の位~#万の位までありまして例えば#200番、

    これは番手の中で小さい数字になり荒砥石の部類に入ります。

 

    #1000番は中砥石、#3000番は仕上砥石と

    大体の目安になります。

 

    ここまでよろしいですか。

 

『き』 はい。番手についてはわかります。

    ただ、荒砥石、中砥石、仕上砥石と言われても。

 

『み』 そうですよね。簡単に説明すると荒い砥石は包丁の

    刃こぼれが大きく破損している時などに使うと

    早く欠けた部分を修復する事ができます。

 

    中砥石は、切れやんだ包丁を復活させる時に又は、

    荒砥石で傷がついた部分を消したりする時に使用し

    

    仕上砥石は、中砥石で研いだ時よりも滑らかにする

    働きがあります。

 

『き』 そうですか。なんとなくイメージ出来ました。

『み』 それは良かった。それでは次に・・・

 

つづく