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刃物屋小話

木製のまな板になるまで NO、1

2019/06/21

木製のまな板になるまで NO、1

『 包丁を使うに当たって

必要な物がまな板です。

このまな板にも

幾つもの種類があり、

それぞれ特徴を持っています。

その特徴を知り、どのまな板が

包丁を切れ止ませてしまうのか、

どのまな板が使い勝手が良いのか

そして、まな板と包丁それぞれ

相性が良いのはどれなのか等、

ご紹介出来ればと思います。』

 

多くの人は、四角く切れば

まな板になると思われているのでは

ないかと思いますが、

実際には想像以上の年月がかかる

代物です。

 

まず、材料となる柳で約35年、

いちょうで30年程成長した物を

使います。

 

板に加工する木は、

根元から140cm位の高さの所で

直径が30cm程度必要となります。

 

この大きさになるのに

これだけの年月がかかります。