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刃物屋小話

越前打刃物屋の仕事 パート86   小型菜切包丁編 その2

2018/08/22

越前打刃物屋の仕事 パート86   小型菜切包丁編 その2

『ホームページ上では刃物の研ぎは

扱っておりませんが、

店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、

刃物研ぎをさせていただいております。

一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、

最高の切れ味になるよう時間をかけて

再生をめざしております。

お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も

ありますので、時間に余裕のある時を

みはからってご持参ください。

お待ちしております。』

 

「こんなに大きく欠けているけど

研ぐ値打ちがありますか。」と

聞かれたので、

「包丁の幅は落ちるけど包丁としては、

まだまだ十分使えます。」と

答えると

「それなら研いでください。」と

置いていきました。

 

確かにこれだけ大きく包丁が

欠けていると、

ご自身で研ぐには大変な労力が

必要になります。

 

なので研ぎ屋に出されて

正解だと思います。

 

《 Before ビフォー 》

 

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