越前打刃物屋の仕事 パート54 導付鋸 後編
2017/08/28
越前打刃物屋の仕事 パート54 導付鋸 後編
『ホームページ上では刃物の研ぎは
扱っておりませんが、
店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、
刃物研ぎをさせていただいております。
一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、
最高の切れ味になるよう時間をかけて
再生をめざしております。
お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も
ありますので、時間に余裕のある時を
みはからってご持参ください。
お待ちしております。』
この導付鋸にも幾つかサイズがあり、
全長が長い程、目が粗くなります。
逆に、全長が短い程目が細かくなり
鋸の厚みも薄くなります。
目が細かければ細かい程、
切った木材の断面の切れ肌が
なめらかでスベスベのなります。
また、背が値がある為
被削材が分厚いと、一回で切り落とす事が
出来ないという難もあります。
大工さんや建具屋さんが使う鋸で
組子など、細工を施す時に
よく使われます。
《 After アフター 》