越前打刃物屋の仕事 パート48 柳刃包丁編 その2
2017/01/15
越前打刃物屋の仕事 パート48 柳刃包丁編 その2
『ホームページ上では刃物の研ぎは
扱っておりませんが、
店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、
刃物研ぎをさせていただいております。
一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、
最高の切れ味になるよう時間をかけて
再生をめざしております。
お急ぎの方には、ご要望にそえない場合も
ありますので、時間に余裕のある時を
みはからってご持参ください。
お待ちしております。』
柳刃包丁(刺身包丁)は、刺身を造る為の
包丁で、アゴから切っ先まで全体を使い
一回で切り落とし、幅の狭い事で切り身が
くっ付きにくい様にと考えられた包丁です。
昔は、家庭でもよく使われていた
和包丁で片刃の包丁です。
片刃の為、表面と裏面があり
双方の研ぎ方は違っています。
表面は、しのぎ、しのぎ筋を出し切刃を造り、
裏面は、裏すきをし裏押しをしてくぼんだ
状態にし、切り離れが良くなるように
仕上げます。
《 After アフター 》