越前打刃物屋の仕事 パート25 腰鋸(手曲り)編
2016/03/29
越前打刃物屋の仕事 パート25 腰鋸(手曲り)編
『ホームページ上では刃物の研ぎは扱っておりませんが、店舗の方にお持ち頂いたものに関しましては、
刃物研ぎをさせていただいております。
一本一本その刃物にとっての最善の研ぎ、最高の切れ味になるよう時間をかけて再生をめざしております。
お急ぎの方には、ご要望にそえない場合もありますので、時間に余裕のある時をみはからってご持参ください。
お待ちしております。』
が挿げてある物を想像しますが、このノコギリ
は腰が曲がったような形ですげてあります。
手曲りとも呼ばれ、主に山林で使われることが
多いです。
さめておきます。なぜ腰が曲がったような形に
造られているかと言うと、生木などの木を切る
時、真っすぐなノコギリの柄に比べて刃に力が
入りやすく、高い所の枝も力が分散されずに切
れます。
造られています。
これは主に生木を切った時の湿ったおが屑が、
挟まらずザックザックと切り落とせるよう考えら
れた鋸です。
(BEFORE ビフォー) (AFTER アフター)