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刃物屋小話

包丁の種類 和包丁編 出刃包丁の用途と特徴

2015/11/07

包丁の種類 和包丁編 出刃包丁の用途と特徴

『包丁の種類には和包丁、洋包丁、中華庖丁、家庭用料理包丁、それら以外の特殊庖丁、

鋼材や構造、サイズ等細かく言えば数多く存在します。

聞きなれた馴染のある包丁から、知らなかったけどこの料理にはこの包丁が使われていたんだとか、

何か聞き覚えのあるような? 初めて耳にしたと、いったような物まで知っていただき、

沢山の知識を得る事で包丁選びの選択肢の幅を広げ、自分に合った包丁を探して頂けるよう

ご紹介していきたいと思います。』

 

魚やトリをさばく事を主とする和包丁です。

 

この出刃包丁は、厚い刃元で魚やトリを骨ごと叩き切り

薄く鋭くなった切っ先で、魚を三枚におろしたりします。

 

使用中に大きな力が加わっても、そったり曲がったり

しない様、刃が厚く重い三角の形をした包丁です。

 

http://www.ikeda-hamono.com/shop/products/list.php?category_id=25

 

職人は魚の大きさにより、サイズの違う出刃包丁を

使い分ける為、大小さまざまな種類の包丁を持っている

人が多いです。

 

http://www.ikeda-hamono.com/shop/products/detail.php?product_id=82

 

また使用頻度が高い包丁なので、使用目的に特化した

色々な種類の出刃包丁があるのも、特徴の一つです。

 

http://www.ikeda-hamono.com/shop/products/detail.php?product_id=12

 

一般的には片刃のものが主流ですが、両刃の出刃も

あります。

 

江戸時代に大阪府堺市の出っ歯の鍛冶屋が、開発したことが

出刃包丁と言う名前がついたという説もあります。

 

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