包丁の種類 和包丁編 出刃包丁のなかま(3)小出刃包丁
2015/11/19
包丁の種類 和包丁編 出刃包丁のなかま(3)小出刃包丁
『包丁の種類には和包丁、洋包丁、中華庖丁、家庭用料理包丁、それら以外の特殊庖丁、
鋼材や構造、サイズ等細かく言えば数多く存在します。
聞きなれた馴染のある包丁から、知らなかったけどこの料理にはこの包丁が使われていたんだとか、
何か聞き覚えのあるような? 初めて耳にしたと、いったような物まで知っていただき、
沢山の知識を得る事で包丁選びの選択肢の幅を広げ、自分に合った包丁を探して頂けるよう
ご紹介していきたいと思います。』
出刃包丁の仲間として小出刃包丁と言うものが有ります。
大出刃を小型にしたもので、鯵(あじ)や小鯛の骨切や
おろし、ひれ引き用として使われています。
関東では、小型の薄い出刃包丁を鯵切り包丁といい、
関西では柳刃包丁の小型化した物を、鯵切り包丁
または、貝裂といいます。
貝裂は刃渡りが二寸五分(約7、5cm)~五寸(約15cm)まで
五分(約1,5cm)刻みであります。
五寸より長い物は、寸刻みで柳刃包丁となります。