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刃物屋小話

越前打刃物屋店主の入院日記 4日目 AM10:00

2014/12/12

越前打刃物屋店主の入院日記 4日目 AM10:00

『急きょB病院に入院する事になり、

自分自身何もかも初めての経験で戸惑う事ばかりでしたが、

励ましや優しい言葉をかけて下さった先生や看護師、

スタッフ、沢山の人にささえられ、ようやく退院する事が出来ました。

 

しかしながら、退院を急がせてしまった為ほんの一部の人にしか、

ご挨拶が出来ませんでした。

 

出来ればお世話になった全ての方に、ありがとうの一言でも言えてたらと

悔いが残って仕方ありません。

 

これは、感謝の気持ちが少しでもとどいてくれる事を願い、

書かずにはいられなかった自分勝手なブログです。』

 

今朝もいつもの様に5時30分頃に採血があり、

7時30分頃朝食をいただいた。

 

午前10時頃、今日は一週間に一度のベッドの

シーツの交換日である。

 

部屋の入り口から奥へと、シーツ部隊が攻めてくる。

窓際の奥にいる自分には、まだ時間に余裕がある。

 

カーテンで仕切られている為、実際には見えないが、

じわりじわりと間違いなくこちらへ近づいてくる。

 

早くベッドの上にある身のまわりの物を、移動させなくてはと

焦るものだから、点滴のチューブはからまるは、

物は落とすはでてんてこ舞い。

 

しかし、失礼しますと自分の所にシーツ部隊が来たときには、

何事もなかったように、涼しい顔をして

お願いしますと、横目で手際の良いプロの技を拝見していた。

 

これで快適。有難うございました。