包丁の構造 其の4 合わせ(かすみ)包丁 2014/06/09 包丁の構造 其の4 合わせ(かすみ)包丁 左図、右から二番目の付け鋼の合わせ包丁。 この合わせ包丁とは、軟鉄の地金に硬い鋼を貼り合わせて できた包丁です。別名、霞(かすみ)とも呼ばれます。 この霞と呼ばれる由来は、軟鉄と鋼の刃境がくっきりと分かれて 見える合わせ包丁は、鋼の部分を磨いてやると鏡面のように ピカピカになるのに対し、軟鉄の部分は、霞がかかったように ぼんやりと見えることから、そう呼ばれるようになったといわれております。